『私のルーツ』

2024-09-11

皆さんには思い出に残る記憶、
幼い頃の思い出や印象に残ったことなど、
自分の原点になったものはありますか?

今回は、私の原点となった映画を紹介します。

私は、フランス・パリを舞台にした
“Madeline:Lost in Paris”(以下、映画Madelineと呼称)
というアニメ映画が大好きでした。

この映画は、もとはカナダで制作された
海外テレビアニメシリーズで、
日本では「マドレーヌ」として放映されていたそうです。

私は本編を知らず、この作品しか見たことがありませんが、
この映画の主人公Madelineに、小さい頃の私はあこがれ、
この映画が大好きで大好きで、
ビデオテープが擦り切れるぐらい何度も何度も見返しました。

知らない人のほうが多いと思うので、
wikipedia先輩のお力を借りて、
サクッと紹介します。

※邦版と洋版で名前が異なるため、
 名前だけ洋版のほうに修正加えています。

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【あらすじ】

フランスはパリ、セーヌ川のほとりに建つノートルダム寺院の近くに、
ツタの絡まる古い屋敷があった。

その屋敷は寄宿制の女子学校で、
様々な国籍の女の子たちが全部で12人、
先生のMiss Clavelと一緒に暮らしていた。

Madelineは12人中、一番背が小さいけれど一番勇敢で、
好奇心と冒険心いっぱいの元気な子。

パリを中心に、世界を股にかけたMadelineたちの冒険が、
楽しい歌と共に展開される。

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【映画あらすじ】

両親に先立たれ、天涯孤独の身になってしまったMadelineの元へ、
長いこと行方不明だった叔父のHorstが訪ねてきた。

新しい家族が出来たと喜ぶMadelineだったが、
彼は真っ赤な偽物で、彼女に遺された財産を狙う悪党だった。

外国へ経つと騙されて誘拐され、
薄汚いパリの裏町にあるレース店の地下室に監禁されたMadelineは、
同じ境遇で働かされている少女たちと協力して脱出を試みる。

一方、異変に気づいた寄宿舎の仲間たちとPepitoは、
Madelineを救出すべくパリ中を奔走するのだった。

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作中のセリフ自体は英語ですが、フランスなまりで、
挨拶やリアクションなんかはフランス語なのが見どころです。

なんなら、Pepitoという隣人の男の子は、
スペイン大使の息子なので、リアクションがスペイン語です!

1度で3か国の言葉が飛び交う映画、あまりないですよね。

ストーリーが進むにあたり、
登場人物たちの感情などを歌にする場面があります。
ミュージカル映画のような構成です。

内容は、Annieに少し似ているかな?と思うので、
Annieが好きな人はもしかしたらはまるかも…。

興味がある方は、ぜひ映画見てみてください!

さて、私がこの映画、また主人公Madelineのどの部分に惹かれていたのか。
実はここからが本題です。(長くてすみません汗)

あらすじにもある通り、
彼女はどんな困難にも立ち向かえる、
とても勇敢な子です。

とてもひょうきんで、抜群にコミュ力の高い、
行動力がずば抜けている彼女は、私のヒロインでした。

Madelineは私にないものを沢山持っていました。

Madelineを中心に、みんなで理想や想像を語りあったり、
彼女の一言でみんなが励まされてポジティブになっていったり、
みんなが彼女を助けるために知恵を絞ったり。

みんなの勇敢な姿や、みんなで気持ちを共有したり、
お話を膨らませたり、1つ1つがとてもキラキラしていて、
当時の私はとてもわくわくしました。

短いボブカットにして
黄色いワンピース買っちゃったりなんかして、
格好から真似したりもしました。笑

あの時あこがれたMadelineのように、
どんな時でも前向きに
皆さんに“We must be brave!”と言えるように努めたいと思います。

以上、本日のコラムでした!
お読みいただきありがとうございました。

English Vocal Election 事務局 阿部

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