イケボとはどんな声?イケボの出し方・練習方法とは
この記事でわかること
- イケボとはどんな声か理解できる
- イケボを出すコツ・練習方法がわかる
- イケボの特徴がわかる
「歌の練習をしているけど自分の声に自信が持てない」「どうすればイケボを出すことが出来るだろう…」と歌の練習している方なら一度はお悩みになった事もあるのではないでしょうか?
今回この記事では、そんなお悩みを持つ方に向けて、イケボとは何か?また、練習方法やコツなどをご紹介させていただきます。
イケボは練習次第では自分で作ることが出来る声ですので、歌を練習中の方や、これから歌を始めたいと思っている方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
素敵な歌声はとても魅力的です。歌手の印象を大きく左右する要素でもありますので、イケボを習得して、より魅力的な声色になりたいと思っている方の参考になればと思います。
イケボとは
イケボとは、「イケメンボイス」または「イケてるボイス」の略で、「声がかっこよくて、イケメン」な人のことを意味する言葉になります。
イケメンとは、顔立ちが整っている男の人や、服装などのビジュアルが良い外見の魅力的な男の人を総称して呼ばれることがありますが、イケボは「魅力的な男性の声」のことをいいます。
普段の話し声などでも、素敵な声の男性にはイケボと表現されて使われることもあります。
イケボの男性は周りにいる人たちを、声だけで魅了してしまいます。
イケボの特徴
イケボの特徴には、以下のような4つの特徴があります。
重低音なのに渋すぎない
ただ声が低いだけでなく、重低音の深い響きではあるものの渋すぎない声が丁度良く、男らしい印象を与えます。
気分が落ち着く
聞いていて気分が落ち着く声はイケボです。
深みのある重低音の声は、落ち着きを感じ、大人の男性の余裕さえも感じることができます。
声にしっかりと輪郭がある
輪郭がはっきりとした重低音の声は、発音が聞き取りやすく、相手が何を言っているか言葉がしっかり伝わります。また、声の輪郭がはっきりしていると、発音だけでなく言葉にのせた感情も相手に伝わりやすくなります。
色気がある
声に色気があるのは、非常に重要です。
低くて落ち着いた声でも、色気が足りないとイケボとはいえないからです。
例えば、福山雅治さんのような声をイメージするとわかりやすいかもしれません。
イケボを出すコツ・練習方法
イケボを出すコツや練習方法は3つあります。
低い声も高い声も、結局は声帯が適切に閉じていないと出すことが出来ません。
①エッジボイスを習得する
エッジボイスとは声帯を閉じたときにでるガラガラとした声の事です。
「あー」と出しやすい音の高さで声を出し、そのまま自分が出せる一番低い音まで声を下げていきます。
下がりきると、声にならないガラガラとした声しか出せなくなります。そのガラガラとした声がエッジボイスです。
声帯の閉じ方がわからない方は、息を吐きながら強く息を止めてみます。すると、息を止めた時に喉にグッと力が入るところが声帯になります。
エッジボイスを習得すると、安定した声を出すことができます。
②エッジボイスの状態でそのまま母音を発音する
エッジボイスのまま「あ゛・い゛・う゛・え゛・お゛」と「あ゛―い゛ーう゛―え゛―お゛―」繰り返し発音します。エッジボイスは慣れていない人がやると、喉を痛めやすいので、長時間練習のし過ぎには気を付けてください。短時間を毎日行うなどの工夫が必要です。
③地声とエッジボイスをミックスする
普通に「あー」と発声し、そこに喉を調節してエッジをかけていきます。エッジをかける割合を調節して自分の好きな声色にします。①と②が出来ていれば、それほど難しくはありません。エッジボイスの比率と音の高さを調節することでイケボを作ることが出来ます。
イケボの練習方法をやってみたエピソード
エッジボイスを発声するときに、声帯の強さをコントロールするのが難しいなと思いました。声帯を強く閉じすぎると余計な力がかかり、喉を痛めやすくなると感じました。
体の力を抜き、声帯にほんの少しだけ力を入れて閉じるのをコントロールするのが難しいです。
イケボで歌うなら曲選びも重要
イケボで歌うなら曲選びも大切です。もともとイケボで歌っている歌手の曲を歌うことで活かすことができるからです。
男性のイケボなら、響きや落ち着きのある重低音で、色気のある声のアーティストの楽曲。
女性なら音域が幅広く、低音域がハスキーな声色のアーティストの楽曲などが良いのではないでしょうか?
例えば、男性アーティストなら、福山雅治さんの楽曲。女性アーティストならAIさんや絢香さんの楽曲などはいかがでしょうか?
まとめ
イケボとは、「イケメンボイス」または「イケてるボイス」の略で、「声がかっこよくて、イケメン」な人のことを意味します。
イケボは、重低音で輪郭がはっきりしていながらも色気があり、聞いていて落ち着きのある声が特徴です。
イケボを出すためには声帯のコントロールが大切です。慣れていない方や、初心者さんが長時間エッジボイスの練習を行うのは喉に負担がかかるので気を付けてください。
また、イケボで歌うならもともとイケボのアーティストの楽曲を選ぶことも重要になります。