【体験談付】滑舌を良くするトレーニング・練習方法5つ!
この記事でわかること
- 滑舌が悪くなる原因について理解できる
- 滑舌トレーニング方法がわかる
- 滑舌トレーニングに使える早口言葉がわかる
「歌を練習しているけど滑舌が悪いのが悩み…」「なぜ滑舌が悪くなってしまうのかわからない…」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
自分は滑舌が悪いのではないか?と気にされている方でも、正しく滑舌のトレーニングをすればグッと改善される可能性があります。
効果のある練習方法でも1度や2度練習してすぐ良くなるという訳ではありませんので、ご自分のペースで毎日コツコツ行うことが大切です。
今回は、滑舌が悪くなる原因や、トレーニング方法について詳しくご紹介させていただきます。
滑舌が悪くなる原因
舌や口の滑らかな動きのことを滑舌と呼びます。
なぜ滑舌が悪くなってしまうのかと言いますと、姿勢や呼吸、口周りの筋肉が上手く使えていないことが考えられます。
姿勢が悪い
猫背など姿勢の悪い状態でいると、空気の通り道が悪くなり発声しにくくなります。
姿勢を正し、体の空気の通り道を良くすることを心がけてみましょう。
声のトーンが低い
声のトーンが低いと、発音がはっきりせず聞き取りにくい印象を与えてしまいます。
少し声のトーンを高く明るくすることで、印象がガラッと変わる可能性があります。
声がこわばってしまっている
体がリラックスしていないと声もこわばってしまいます。
上手く脱力できない方は、ゆっくりと深呼吸をして呼吸を整えてみてください。
呼吸が浅い状態になっている
呼吸が浅くなっている方は口呼吸をしていないか確認してみてください。
呼吸が浅いと口や舌など口周りに力が伝わりにくくなります。
もし口呼吸になっていたら鼻でしっかりと呼吸できるようにしてみてください。
緊張している時も呼吸が浅くなりますので、落ち着いて深く息を吐き呼吸を整えましょう。
間違った練習法をしている可能性がある
しっかりとトレーニングをしていてもなかなか効果が現れにくい方は、そもそもの練習方法が間違っている可能性があります。
すぐにできる滑舌トレーニング5つ
滑舌を良くしたいなら、口周りの筋肉や息の量にも影響する、以下のトレーニング方法がおすすめです。
笑顔で思いっきり笑う
笑顔で思いっきり笑うと、口周りにある筋肉が刺激され滑舌に大きく影響します。
顔回りの筋肉をしっかりと動かすと、熱くなり疲れを感じてくるかと思いますが、それはしっかりと筋肉が動いている証拠です。
思いっきり笑うことは、いつでもどこでも簡単にできますので、ぜひ毎日少しずつでも練習してみてください。
舌を天井に向かって思いっきり出す
天井に向かって顔を平行にし、思いっきり舌を天井に向けるよう突き出します。
数秒間舌を出したままキープして、舌をもどして正面を向きます。
これを無理のない範囲で数回繰り返すと、舌の筋肉を鍛えるトレーニングになります。
正しく発声するためには、口の形だけでなく舌の動きも重要です。
母音だけで発声する
母音とは「あいうえお」のことですが、日本語はこの母音がうまく発声できてないと、うまく言葉を相手に伝えることができないと言われていますので、母音だけを使い発声することで口の形を意識しながら声を出すことができます。
早口言葉
早口言葉も、口の動きを意識しながら練習することで滑舌の改善に効果があります。
仰向きになり腹式呼吸をする
仰向けになることで、自然と腹式呼吸になります。
呼吸も滑舌に影響するため、ゆっくりと腹式呼吸をし、声量が一定になっていることを意識して発声しましょう。
活舌トレーニングをやってみたエピソード
母音の中で一番口を広げる「あ」と「お」、一番横に開く「い」と「う」を交互に行うことで口がトレーニングを行う前よりも動きやすくなったなと感じました。
また、天井に向けて舌を出す動きのほかに、口を閉じた状態で舌を頬と歯の間をいったいりきたりさせる動きなども取り入れると、口の周りや舌がほぐれやすくなったなと感じました。
滑舌トレーニングに使える早口言葉
滑舌を改善するために早口言葉はとても効果があります。
さまざまな早口言葉がありますが、口がしっかり動いているかどうかを意識して練習してみましょう。
あまり速さにこだわらず、ゆっくりと口の動きに意識を向けることが大切です。
滑舌トレーニングに使える早口言葉は、以下のようなものがあります。
- 生麦生米生卵(なまむぎ なまごめ なまたまご)
- 東京特許許可局(とうきょう とっきょ きょかきょく)
- バナナの謎はまだ謎なのだぞ(ばななのなぞは まだ なぞなのだぞ)
- 除雪車除雪作業中(じょせつしゃ じょせつさぎょうちゅう)
まとめ
滑舌が悪くなる原因に、姿勢や呼吸、口周りの筋肉が上手く使えていないことが考えられます。
また、間違ったトレーニング方法をしてしまっている可能性があるので、頑張っているのになかなか改善しない方は、ご自分の姿勢や声のトーン、呼吸などに意識を向けてみてはいかがでしょうか?