審査員紹介

EVE vol.Ⅶ 全国審査

審査委員長

Gregory Wolf

アメリカのサンフォード私立高校を経て、バックネル大学 教養学部 演劇科に入学し、在学中に同志社大学へ留学。世界的に注目されているプレゼンテーションイベント『TEDx』にて制作・監修を担当するなど、芸術・多様性・教育活動への関心を深める。卒業時には「東アジア研究」と「演劇」を同時専攻し、2つの学位を取得。2017年4月、日米の友好関係に貢献する人材に送られる『日本勉強賞』 を、 CBS/SONY株式会社より受賞。

ユースシアタージャパン 劇団代表

全国審査 審査員

Meghan Picerno

コロラトゥーラ・ソプラノである彼女は、NYタイムズで「魅力的なソプラノの声」、ブロードウェイワールド(ニューヨークの劇場ニュースWebサイト)では「圧巻のステージを披露」と絶賛される。 現在、ブロードウェイでアンドリュー・ロイド・ウェイバーの「オペラ座の怪人」ヒロイン、クリスティーヌ・ダーエを演じている。

オペラ、演劇、コンサートなど、世界中のステージで、観客を魅了するエキサイティングなパフォーマンスを披露し、常に高い評価を得る。アンドリュー・ロイド・ウェバーの「ラブ・ネバー・ダイ」の米国初演および第1回全国ツアーでクリスティーン・ダーエを演じ、全米の観客を熱狂させた。

ニューヨーク・シティ・オペラの新演出「キャンディード」のクネゴンデ役で、伝説的な演出家であるハル・プリンスと初めて共演して以来、スターの座を獲得。その後、マイケル・ティルソン・トーマス率いるサンフランシスコ交響楽団、プリンストン交響楽団、バルセロナのリセウ大劇場などでこの役を再演し、世界で最も人気のあるクネゴンデの一人となる。

「ラブ・ネバー・ダイ」の舞台に立つ前には、オフ・ブロードウェイの「Musicals in Mufti」で観客を楽しませた。ヨーク・シアター・カンパニー「Musicals in Mufti: From Berlin to Broadway」や、BAMのアンサンブル・オブ・ザ・ロマンティック・センチュリー「The Dreyfus Affair」のルーシー・ドレフュス役で、オフブロードウェイの観客を魅了した。地方公演では、「My Fair Lady」のイライザ・ドゥーリトル、「The Music Man」のマリアン、「Sweeney Todd」のジョアンナ、「She Loves Me」のアマリアなどを演じている。

全国審査 審査員

Daniel Assetta

「ハミルトン」オーストラリア公演にサミュエル・シーベリ役で出演。過去には「ウエスト・サイド・ストーリー」オペラオーストラリア/GWBプロダクションにてトニー役を演じ、代役でありながらオーストラリア、ニュージーランド、ドイツにわたり絶賛された。

出演作:ダーリングハースト劇団「コーラスライン」 アル・デルーカ役、「ブック・オブ・モルモン」オーストラリア公演のオリジナルキャスト 長老ヤング役、「キャッツ」オーストラリア・ニュージーランドツアー公演 ラム・タム・タガー役、「ウィキッド」10周年オーストラレーシアツアー公演、「ファニー・ガール」 ジーグフェルドテノール役、「ザ・ギャザリング」世界初演 リューク役、「フォリーズ」コンサート、「カーテンズ」など。

ここ数年では、妹のキアラと一緒に「Siblingship」を制作、共同執筆、出演し、BroadwayWorld Australia Awards 2020で「Best Cabaret」を受賞した。

『Siblingship』は、シドニー、キャンベラ、パラマタ、メルボルンで上演され、観客を魅了した。また、ソロキャバレー「Songs Unsung」をSole SessionsやDarlinghurst Theatre CompanyのRed Carpet Cabaretを初演する。FWD Managementによって選ばれた、オーストリアのMEAA Actors Equityの誇り高いメンバーである。

全国審査 審査員

木村 花代

女優

劇団四季の主演女優として
『キャッツ』グリドルボーン役、『オペラ座の怪人』クリスティーヌ役、『美女と野獣』ベル役、『ウィキッド』 グリンダ役、他多数の作品に出演しヒロインを演じ、主な出演作に『星の王子さま』ラ・きつね・へび役、『メリー・ポピンズ』ウィニフレッド・バンクス役、他多数の舞台やコンサートに出演し、また自身でもライブ活動などを精力的に行い幅広く活躍をしております。

全国審査 審査員

本山 秀毅

大阪音楽大学学長/びわ湖ホール声楽アンサンブル桂冠指揮者/京都バッハ合唱団主宰

京都市立芸術大学、フランクフルト音楽大学合唱指揮科卒業。

帰国後はバッハの教会音楽を中心に演奏活動を続ける。京都バッハ合唱団、バッハアカデミー関西を設立。

教会暦による作品の全曲演奏シリーズを続けている。合唱音楽全般の普及についても意欲的で、合唱指導法、指揮法などの講習会の講師、NHK学校音楽コンクール、全日本学校音楽コンクールをはじめとするコンクールの審査員などを務める。

また関西における管弦楽つきの合唱作品の合唱指導、プロの声楽アンサンブルにおける指揮、バロック期の劇音楽品の上演など活動は幅広い。

京都市音楽新人賞、大阪文化祭賞、藤堂音楽褒賞、長井賞などを受賞。大阪音楽大学学長。びわ湖ホール声楽アンサンブル桂冠指揮者。京都バッハ合唱団主宰。

全国審査 審査員

岡坊 久美子

元文化庁派遣芸術家在外研究員/元ベルリン芸術大学講師/相愛大学音楽学部教授

相愛女子大学並びに研究科修了。1987年文化庁派遣芸術家在外研究員として西ベルリンに留学。1982年霧島国際音楽祭新人選抜オペラ公演「コシ・ファン・トゥッテ」ドラベッラでデビュー。

オペラ「真夏の夜の夢」「子供と魔法」「フィガロの結婚」(大阪・東京)「魔弾の射手」(大阪・東京)「メリーウイドゥ」「こうもり」などに出演。なかでもオペラ歌手としての地位を知らしめたのは、関西二期会関西初演「タンホイザー」で、各方面より絶賛される。

以後、ドイツオペラを中心として活躍し「ナクソス島のアリアドネ」「ワルキューレ」「パルジファル」「ばらの騎士」という難役に臨み、オペラ歌手としての地位を不動のものとした。

1990年、フィンランドサヴォンリンナ音楽祭「春琴抄」にも出演し、ソロコンサートでは、三木稔作曲「鶴」を歌い好評を博す。コンサートでは、ヴィヴァルディ、モーツァルト、ハイドン、フォーレ、ヴェルディ、ドボルザークなどのレクイエムのほか、ベートーヴェンの「ミサソレムニス」やオルフ「カルミナブラーナ」、ヘンデル「メサイア」、マーラー「復活」及び「千人の交響曲」のソリストとして出演。特にベートーヴェンの第九演奏会は、実に150回以上演奏し、関西のみならず全国でソリストとして活躍。コンサート出演は数え知れない。

平成5年度「咲くやこの花賞」受賞。在独中はベルリン芸大で教鞭を取り、2019年に完全帰国し、現在は母校相愛大学で後進の指導にあたっている。

全国審査 審査員

今澤 勇

歌手/洗足学園音楽大学 声楽・ミュージカルコース講師/二期会会員/日本声楽家協会会員

<EVE vol.Ⅶまでの審査員に関する記事>

EVE vol.Ⅷ
EVE vol.Ⅶ
EVE vol.Ⅵ
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