「歌をうまく歌いたいけれど、なかなか上手にならないな…」と悩むことありますよね?
そんな悩みを持つあなたに、ビブラートをかけて歌ってみるのをオススメします。
歌を練習している方なら、誰もが一度は綺麗なビブラートに憧れたこともあるのではないでしょうか?
綺麗なビブラートをかけて歌っている歌声は、ビブラートを全くかけず、音を横ばいに伸ばして歌っている声よりも聴いていて心地よく感じます。もちろん、歌も上手く聴こえますし、音に表情がついてより美しくなります。
今回は、ビブラートとは何か知りたい方のために、ビブラートの種類や出し方、練習方法をご紹介させていただきます。
ビブラートとは、歌を歌うときに声を揺らす技術で、フレーズの終わりに声を波打つように揺らして歌うテクニックです。
例えば、声を「あーーーーー」と揺らさないで平坦に歌うよりも、「あ~~~~~」と波打つように歌うことで、声に表情がつき、心地よく響きますので、歌がより上手く聴こえます。
ビブラートは、ただ音を上下に揺らしてしまうと音程が定まらず美しくありません。
音を伸ばしている時、一定の幅の間を上下に揺らしてかけます。そうすることで安定した美しいビブラートをかけることができるのです。
ビブラートは、8つの種類に分類されます。
また、体を使ってビブラートをかけていきますが、かける場所により習得の難易度も変わってきます。
ビブラートのかけ方は、「横隔膜」「喉」「顎」の3つに分けることができ、「顎<喉<横隔膜」の順番でかける難易度が高くなります。
横隔膜は呼吸をすることで動く筋肉です。この筋肉を上下に動かすことで肺に空気が入り呼吸をすることができます。声量を落とすことがなく、ビブラートをコントロールしやすいので安定してかけることができます。
喉でかけるビブラートは、喉に力が入り過ぎないようにしましょう。このビブラートは比較的、初心者の人でもかけやすい方法ですが、あまり慣れていないと喉が疲れてしまうので気をつけましょう。
顎や口を上下に動かすことで声を揺らすことができます。ゆったりとした曲に向いているビブラートです。
ビブラートを習得すると、単純に音を伸ばして歌うだけよりも、音に響きが出て美しく聴こえるので、より表現の幅が広がり、聴く人を魅了することができます。
場合によっては、音をまっすぐに伸ばすことを必要とされる時もありますが、ビブラートを使いこなすことで、さまざまな感情を表現することができます。
ビブラートは、揺れ幅が大きなスタンダードなビブラートと細かくかけるビブラートがあります。今回はスタンダードなビブラートの練習方法をご紹介します。
最初は、スタンダードなビブラートを練習することで、変なクセがつきにくくなります。
ビブラートを習得するには時間がかかりますので、根気よく続けてください。
鏡を見ながら練習すると客観的に見ることができるのでオススメです。
「あぁあぁあぁあぁ」と発声するときは、裏声で発声すると、声が安定し発声しやすかったです。
徐々にテンポを上げていくと、喉が疲れやすくなったので、毎日少しずつ練習したほうが良いと感じました。
ビブラートは、歌うときに声を揺らす技術です。
色々な種類があり、曲調によって使い分けることで表現の幅が広がります。
ビブラートを習得すると、単純に音を伸ばして歌うだけよりも、音に響きが増して美しく聴こえるので、聴く人を魅了させることができます。